週刊おたく茶話

オタク文化についての雑感を記事にしています。ブログ名は週刊誌風っぽくしていますが、更新は週1回やり続けるというわけではありませんのでご了承ください。

コミケの「徹夜整理券」問題

まもなく冬コミが開催されますね。私もかつては参加していましたが、同人界隈に嫌気が差した事と脱オタ気味になったという事もあって今は参加していません。

で、コミケ開催となると決まって話題になるのが徹夜問題です。

 と、こんな感じでいつも通り運営サイドが注意喚起しているわけですが、その一方で徹夜組に何らかのペナルティを加えたという場面は今まで一度も見聞きした事がありません。

それどころか開催前日に徹夜整理券(整理番号)が運営容認の下、配布されているという話はもはやオタクの間に知れ渡っています。さらに徹夜組先頭、つまり良い整理番号を入手している人達は皆コミケスタッフの関係者であるという噂まであります。

私は関係者に知り合いはいませんし、整理券配布の場所を見に行った事もなく詳しくないので真偽を断定する事はできませんが、徹夜行為に一切ペナルティを加えた事がないという事実を鑑みると噂の信憑性はかなり高いと言わざるを得ません。身内の徹夜組先頭を裏切るわけにはいきませんし、かと言って先頭グループを温存して後方の徹夜組にだけペナルティを加えるという露骨な事をすれば不満が噴出して大混乱に陥る・・・だから徹夜行為を取り締まらずに黙認するといったところでしょうか。

この徹夜整理券問題を無視して「徹夜がどうだこうだ」とネットで批評している人は結構見かけるのですが、何か白々しく感じてしまいます。いかんせんコミケは「オタク文化の象徴」として賛美される向きがあるので、徹夜整理券の存在に触れるとコミケの神聖性を毀損してしまうと恐れているんでしょうか?

 

次回は「そもそもコミケ徹夜組が発生する原因は何なのか」という方向で記事を書いてみたいと思います。ブログに飽きてなければ、ですが(^^;(なお、徹夜整理券については前述したように私は詳しくないので、知りたい方は検索サイト等を使って自身で調べてください。)